留学あきらめな医

英語力ない!コネもない!けど臨床留学した外科医の奮闘記

48日目

夜中に何度か目が覚めて朝からだるい。

 

MICS-AVR ボス執刀

partial stenortomy。こんな小さい傷でやるの?というくらい小さい傷でスタート。しかし、第4肋間ではなく第3肋間で開けてしまったため、めちゃめちゃ高い位置での開胸。脱血管入れれないってことでfemoral vから脱血管。A弁もかなり見にくい。ただ、やってみるか?だめなら変わるからというので弁の糸掛けからやらせてもらった。6年ぶりくらいのAVR。rightがかなりかけづらく、助けてもらった。そして機械弁は初めて。その後のaortotomyからポンプオフ、閉胸もやらせてもらった。ちょっとでももたつくと変わるか?となってしまうので、もうちょっと自信もってスムーズに動けるようにしないと。

 

MICS-MVR for severe MR with IE ボス執刀

こちらはfemoral A/Vからカニュレーションあるため露出とカニュレーションした。M弁はかなり破壊されてて、これは形成無理だろと思ったけど、うまい具合に形成して問題なく終わった。すごい。途中で水漏れ試験させてもらった。形成なんてしたことないから水漏れ試験の水ってどれくらい入れるのかとか、入れる勢いとかよくわからなかったけど良い経験になった。あと弁形成糸の結紮もノットプッシャーも使って初めてやらせてもらった。何回かoff the jobで触ったことあるだけで、実際にやったのは初めて。これも嬉しかった。

 

なんだか疲れたけどすごく貴重な経験ができた。日本にいたら絶対させてもらってないだろうな。