留学あきらめな医

英語力ない!コネもない!けど臨床留学した外科医の奮闘記

研究留学の話3

正式にapplyする前に教授に話してみた。悪い話も含めて。

教授の意見は、やめたほうがいいとのことだった。教授は過去に研究留学されたことがあるので、海外の研究状況も理解したうえで、この話?状況?がかなり悪いと感じたようだった。
僕のメンタルや英語力、生活費や環境も心配しての判断だと思うけど、やめたほうがいいと。良い話に飛びつきたくなるのは分かるが、いったん冷静になれと。僕の浮ついた気持ちが見事に見抜かれていてびっくりした。ただ、最終的には自分の判断で良いとも言ってくれた。

 

留学したことがある人がそんな風に思うってことは、きっと環境としては良くないんだろうなと思った。ただ、「待っていればチャンスがくる」とも言ってくれたけど、チャンスが来ないことは分かっていた。もしかしたら来るかもしれないが、そのときは違う候補もいるだろうし、僕以外に行きたい人もたくさんいるだろうし、そのとき自分が行ける状況かもわからないし。だからこそ、今しかないんだと思っていた。むこうの人ともっと相談してみますと言って話を終えた。心の中では、行く気でいた。

 

またこの話を回してくれたS教授にも相談した。S教授は、今の日本人先生とも直接話してくれたみたいで、その話を聞いたうえで、お勧めはしないと、否定的な意見だった。やっぱり環境としては良くないのではないかと。

二人の教授先生が積極的にはお勧めしないというスタンスだった。

 

そんなに反対されると、むしろ行ってみたくなる。頑張って成果出してきてやろうじゃないかと。本当にあまのじゃく。
ただ私が行きたいと行っても、むこうのボスがOKするかは分からないし、むこうのボスがどんなことを期待しているのかもわからない。ので、まずはinterviewを受けてから考えるということにした。実際は、行く気満々だけど。