留学あきらめな医

英語力ない!コネもない!けど臨床留学した外科医の奮闘記

23日目

今日は朝からおなかが痛い。痛くて目が覚めた。変なものは食べてないんだけど(一昨日コンビニで買ったパンがやばそうな気はしたけど、、、昨日は普通のものを食べたんだけど)。下痢下痢下痢。

 

ICUの仕事して3時間後くらいにスタッフが来て、やることありますか?と聞いたら特にないとのことで帰宅。

 

お昼からは、日本人会でお知り合いになった方が、日本人会の人がやってるカフェ?軽食屋さん?に行こうと誘ってくださったので行ってきた。正直、行くかどうかかなり迷った。今週も忙しかったし、ゆっくり家で寝たいなとか、自分の好きな動画でも見たいなとか、勉強したいなとか、洗濯したいなとか、掃除したいなとか、いろんな思いがグジャグジャしたけど、せっかく誘ってくださったし、これからもお世話になるかもしれないし、気分転換になるかもしれないと思って。

 

実際行ったらすごく素敵なお店で、その横にお家があるんだけど、かなりの豪邸だった。緊張してしまうくらいの豪邸。うーん、この人は何者なんだろう。なんだかみなさん訳アリ感があるから、なかなか過去のこととか聞きづらい。奥さんが現地の人なんだけど、こっちに来て4年とのこと。どういういきさつなんだろう。聞いていいものなんだろうか。

 

それはさておき、色々と話してくださったり、こちらの話も聞いてくださったり、教えてくださったりで楽しかった。お昼から夕方までだったけど全然長いと思わなかった。

 

Twitterでも書いたけど、「日本ていう良い国からわざわざ出て、こっちに来て頑張ってるんだから、それだけですごいことなんだよ。そんなことできる人なんてほとんどいないんだから。周りにそんな人いる?いないでしょ?」と。

 

なんだか嬉しかった。何やってるんだろうと落ち込む毎日だけど、それでもこっちに来て毎日起きて病院行って遅くまで働いて。それだけですごいことじゃないか。できないことだらけだけど、海外で手術に入ってるんだ。手術を手伝ってるんだ。それだけですごいじゃないか。日本で第2助手ばっかりだったのに、こっちではほとんど毎日第1助手してるんだ。日本ではやってないこともやらせてもらってるんだ。何を落ち込むことがあるんだ。すごいし、幸せじゃないか。

 

あとは、せっかく来たんだから自分が楽しまないととも言ってくれた。たしかになー。全く楽しむって感覚なかったけど、1年しかいないかもしれないから、できることやって全力で楽しんでいかないとな。

 

なんだかちょっと元気が出た。行ってよかった。

ほんとにいろんな人に勇気や元気もらってる。人ってすごいな。自分も強くなりたい。