留学あきらめな医

英語力ない!コネもない!けど臨床留学した外科医の奮闘記

DNAと遺伝子

デイリーニュースで読んだDNA二重らせん構造発見の話

https://engoo.com/app/daily-news/article/dna-and-the-discovery-of-the-secret-of-life/IEeAUHwMEe2nJt81f4uBRQ

 

*この先は記事とはあんまり関係のないどうでも良い話が続いて、終わります。

 

 

DNA=デオキシリボ核酸という物質なわけですが、この構造が謎だったわけです。それが二重らせん構造だ!と突き止めたのが、かの有名なワトソンさんとクリックさん

 

高校生?のときに習ったときはふーんくらいしか興味も持たなかったけど、大学で学びなおしたときに、じゃあ遺伝子とDNAは何が違うのさ?という疑問を持ちました。同じような意味で使われるこの単語ですが、DNAは物質を表すと同時に、遺伝子よりも大きい意味を持っています。

 

遺伝子はDNAのうちのごくわずかで、遺伝子以外の部分は何をやってるんだかよくわからない(正確にはいろんなことをしているわけですが)と言われたりしてます。特に、ジャンクDNAなんて呼ばれる部分もありましたが、実はこんなところが重要な機能を果たしているなんて話もあったりして、なかなか面白い話です。

 

遺伝子やDNA以外の働きにも注目が集まっていて、たとえばミトコンドリアやエクソソームが脚光を浴びていたりします。受験のときに、イブ仮説という話を聞きました。ミトコンドリアDNAは母親からのみ受け継がれているので、私のミトコンドリアDNAは父親からのものはなく、すべて私の母から受け継いでいます。さらにそれは祖母からうけついでいます。つまり、ミトコンドリアDNAをたどっていけば、人類の母にたどり着くという説です。最後は、アフリカの一人の女性にいきつくそうです。ふむふむ。なるほど。つまりその女性が最初の母ということになるんでしょうか。

こういうものから、運動神経は母親譲りとかいう話になったのかな?とか思うと面白いです。

 

またある精神疾患のエクソソームのみを抽出して、それを胎児に注入すると、その精神疾患を発症したという実験もあるようで、さらにそれが遺伝するとかいう話もあって、なにが遺伝子というか遺伝するんだかよく分からなくなります。遺伝子はそれ自体で大事なんでしょうけど、結局は全部大事っていう話になるのかなと勝手に思っています。

 

全然英語の話になりませんでしたけど、この辺りの分子生物学には興味があったので、機会があれば研究とか関わりたかったです(過去形)。たぶんもうすることはないでしょうけど。

 

最後に、この中で出てきたaudaciousという単語がIELTSでも出てきたなと思って懐かしくなりました。すっかり忘れてました。一つ賢くなりました。