留学あきらめな医

英語力ない!コネもない!けど臨床留学した外科医の奮闘記

学位審査と震え

先日、医学系研究科大学院の課程博士(甲)学位審査会を受けてきました。

その様子はこちら。

 

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全く緊張しないと思っていたんですが、いざやってみると緊張で大変でした。特に医局員の先生方が見に来てくれた?冷やかし?応援?がなんだか恥ずかしいやら、なんやらでマイクの手が震えてしまっていました。ポインターも震えてたと思います。学会でもこんなこと滅多にないので自分でも驚きました。

 

手術の時もそうなんですが、震えってほんとうにやっかいです。見た目も良くないですし(周りから心配される)、冠動脈バイパスみたいなマイクロの操作をしているときは、本当に逃げ出したくなります。

 

当直明けとかでめっちゃ疲れてるときとか、全く頭が働かないくらい疲れてるときは全然震えないんですよね。恐怖や不安すら考えられない極限状態に陥ってるからだと思いますが、そんな状態を普段から出せるようにしないとと思うばかりです。

 

練習して自信をつけるしかないとも言いますけど、どうなんですかね?
実践の場数がものをいうような気もしていますが、、、

 

母校の脳外科の教授が、ポリクリの打ち上げの時に、「俺も震えがあって大変だった。色々試したもんだよ。栄養ドリンク飲んでみたり、βブロッカー飲んでみたり、お酒のんでみたこともあったな。どれも効かなかったけどな。一番大事なのはどれだけ自分と向き合えるかだ。逃げ出さないことだ」と言ってました。

 

逃げ出さないこと、大事ですね。
博士課程はスタートライン。これからが本当のはじまり!頑張ろう!